オットー・ワーグナー No,1
ウィーンの建築で代表的なのは、オット
ー・ワーグナーでしょう。
彼のデザインが後の建築に影響を与えた
と言っても過言ではありません。
装飾的で煌びやかに見える反面、今でも
十分通用する洗練されたデザインは、確
かなスタイルとして確立されているから
でしょう。
ワーグナーは幾つかの地下鉄の駅を作っ
ています。
代表作が1896年に完成した左のカールス
プラッツです。
上はシェーンブルン宮殿のあるヒーツィ
ング駅の側にある鉄道博物館(1898年)
です。
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郵便貯金局の内部。
昔写真で見ていた時は、大きさを比較するもの
が無かったので大きな感じがしていましたが、
実際行って見ると結構小さかったです。
写真では見えにくいですが、外壁に取り付けら
れた鋲や内部の柱や通風孔のメタルワークなど
はみんな真似をしたものです。
地下のオフィスは、床のガラスブロックからの
光が溢れています。
ワーグナーの代表作、郵便貯金局(1903年)